2008

秋吉台草原ふれあいプロジェクト

 

作業予定地の概要

各班からの報告

あいさつと諸注意。

4班に分かれて作業します。

班長さんは火入れ作業に慣れた方々です。

南から風が吹いているので、

まず長者ヶ森の北側から火入れ。

時々大きく燃え上がりますが、

長者ヶ森駐車場に本部を設置しました。

自作のトーチを灯油にひたして、準備します。

長者が森作業班−追加の山焼き

平成21年3月8日(日)  13:00 〜 16:00

参加者49名(スタッフ含む)

こんな感じでヤブになっている所は燃えません。草刈り機でまず刈ってからの作業が必要です。

長者ヶ森西側はクヌギの木立になっていて、ここも火の勢いは弱いです。

そして、メインの場所へ。長者ヶ森の東側のヤブだったところです。

念のため、さらに火道を拡げます。

いよいよ点火。

火が着きました。

この調子で燃えていってほしい

です。

夏にヤブを刈り、刈った草を持ち出した区では、燃料が足りません。セイタカアワダチソウの

枯れ茎を刈り倒していただきました。

枯れ茎を積み上げた場所では火が

着きます。

既に芽吹いていたタネツケバナ、オオイヌノフグリなどの草も一緒に焼けました。

こんな大きな火器が大活躍でした。

夏にヤブを刈り、刈草をそのまま放置した区では、しっかり火の手が上がります。

しっかり燃やしていただきました。

ヤブが残っていた所は、追加の

火入れでも火が入らず、何も変わらない様子です。

樹木が草原に侵入して火が入りにくい場所では、こんなことが効果があるようです。


1.樹木を伐る。

2.夏に草刈りをし、刈草を燃料として

  乾かしておく。

3.火を入れる直前にも枯れ草を刈り、

  火が付きやすくする。

4.火力のある道具でしっかり火をつける。

 ただし、火はこわいものという認識は重要です。今回のような追加の山焼きに関しても、さらに準備を徹底し、安全管理に努めたいと思います。


 いろいろお手数やご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。


 また、時間を割いてご協力くださった皆様、ありがとうございました。

カルストロードからみた刈り跡。

春以降も変化を観察します。

<馬ころび方面へ向かった2班、長者ヶ森南側の整備にあたった3班の作業は・・・>

<午前中の草刈りから始まった4班(山焼き十字軍)の作業は・・・>

長者ヶ森駐車場のそばから始まります。

カルストロードそば(南)のドリーネ付近。

さらに南に歩いて、歩道の左右に火入れしていただきました。

カルストロードそば(北)のドリーネ付近

でも苦労されたそうです。

長者ヶ森駐車場から長者ヶ森へ至る、玄関ともいえる草原を整備していただきました。

クズの大群落が完全に焼却されました。

気分良く歩けます。

長者ヶ森北側の深いドリーネの作業でも活躍してくださいました。