2008
2008
秋吉台草原ふれあいプロジェクト
長者が森作業班−ボランティア募集のお知らせ
21日(月・祝日)9:00から (雨天決行)
作業予定地の概要
各班からの報告
長者が森作業班−作業現場の下見
長者ヶ森前からカルストロードに向かって、とりあえず一本、ヤブの中に道を通しました。
ノイバラのヤブは刺のあるものが多く、なかなか思うように刈り進められないそうです。
草刈り自体の面積は、それほど広くならない
かもしれませんが、次の山焼きで火がきちんと
入れられるように整備する、ということになり
ました。
草原でなくなってしまったら、
元に戻すのはとても大変です。
7月21日(月・祝日)晴れ時々曇
スタッフも含めて47名が参加
秋吉台科学博物館の池田館長さんに
よるはじめのあいさつです。
長者ヶ森に風が当たりすぎて乾燥するのを防ぐため、5mほどを防風帯として残して
刈ります。
つる性の植物が巻き付き、思うように
草刈り機が動きません。
時々こんなタワーが出現します。
こちらは草集め隊です。
せっせと集めます。
同じく秋吉台科学博物館の配川さんによる作業説明がありました。
草捨て場の様子。
今回のヤブの植物は農業利用が難しいため、廃棄します。
休憩タイム!
非常に大切な時間です。
刺のあるものが多いので、積み込むのも一苦労です。
何台ものトラックが草捨て場とを
往復します。
カルストロードの近くまで刈り終えました。
カルストロード側の半分は、刈草をそのまま
残しています。
長者ヶ森側の半分は刈草を取り除きました。
東西に横断した刈り跡の北側には、
セイタカアワダチソウの壁が出現
しました。
逆に刈り跡の南側には、
ノイバラの壁が出現しました。
荒木からの説明:
プロジェクトの内容と
今日の作業の目的を再確認
作業終了後、草刈りと草原について
専門家から説明がありました。
刈り跡では、セイタカアワダチソウの勢いが一時的に強くなるはずです。
しかし、火をきちんと入れることにより、徐々に好ましい草原環境に変わっていくと期待しています。
松井茂生さんからの説明:
昔に比べて草原の面積はとても小さくなりました。草原の面積を維持する努力が必要です。
また、秋吉台は絶滅危惧種の宝庫です。
草刈りが重要な植物の生育に悪い影響を及ぼすこともあります。
今の植生だけで判断せず、長い時間をかけてどうかわっていくかをしっかり把握することが大切です。
長者が森作業班−草刈り作業の報告
カルストロードからみた刈り跡
長者ヶ森からみた刈り跡
クズとセイタカアワダチソウが回復力の競争中。
セイタカアワダチソウの回復状況
刈ったものを持ち出さなかった草原です。
緑色の部分が少ないです。
ノイバラの萌芽
※ 他にはホオズキ、ヨモギ、オオアカネ、
ノブドウ、シロザなど畑地に生える植物が
再生していました.
長者が森作業班−草刈り跡はいま・・・8月
長者が森作業班−草刈り跡の変化
長者が森作業班−追加の山焼き(燃え残り整備)
プロジェクトでの刈り跡を含む
長者ヶ森付近の燃え残りが多い場所で
追加の火入れ作業を行いました。
火入れ後の様子
(2009年3月)