2010

秋吉台草原ふれあいプロジェクト

 

遊歩道のお花畑づくり・・・その後

 7月10日にたくさんの方のご協力をいただき、遊歩道沿いの草刈りと刈り草の運搬作業を行いました。


 夏の高温と少雨の影響で花が遅れていましたが、10月近くになって歩道沿いの花も咲き始めました。サワヒヨドリ、サイヨウシャジン、ツクシハギ、ヤマハッカ、ミシマサイコ、センボンヤリなどが見られます。




左上が7月の草刈り前、右上が草刈り直後、下段が10月現在の様子です。

草丈は25〜40cmくらいですが、時折、トダシバやメガルカヤの大きな株があり、70cmくらいに伸びています。

 10月24日(日)には、秋の一大イベント「秋吉台カルストウォーク2010」が開催され、この歩道をたくさんの人が歩きます。

 歩道沿いの花を守ると同時に、歩く人に花を楽しんでもらうために整備をしましたが、実際に歩く人はどう思われるでしょう?


 ウォークに参加される人にチラシを配ったり現地に説明板を立てたりして理解を求めるとともに、アンケートで感想をお聞きする予定です。


 「観光と保全の両立」は美祢市のスローガンですが、具体的にどんなことが望まれ、どうすればいいかを考えるきっかけになればと思います。

花が咲いているところ。

花がないところ。

自然の草原は花壇とはちがって、花が均一にあるわけではありません。

花が咲いているところでは、通常の草原よりもたくさんの花茎があることがわかりました。

それ以外の歩道沿いは今時期に草刈りがされ、こんな感じになっています。

 あまりに伸びてしまい歩きにくくなった場所は、歩道の中央部分を再度、草刈り整備をすることにしました。(10月12日実施予定)