2013
2013
NHK山口放送局から取材いただきました
秋吉台でも観光客の多い長者ヶ森のすぐ東側では、草刈りでセイタカアワダチソウなどの外来植物を抑え、草原の再生を図る「草原の復元プロジェクト」を行っています。
ここはもとはクリ園で、たくさんの肥料分が土に残っています。その栄養を利用して、セイタカアワダチソウを中心とする外来植物がとてもよく育ちます。草刈り作業では、セイタカアワダチソウにダメージを与えるのと同時に、土の栄養分を吸った草を刈って持ちだし、土の中の栄養分を減らすことを目的にしています。
6年間作業をつづけた結果、セイタカアワダチソウは小さくなり、ネザサやススキ、チガヤといった草原の植物が分布を拡げています。今回の取材では、そのような状況を実際に見ながら、秋吉台を利用する一方で必要な“メンテナンス”について説明しました。