秋吉台草原ふれあいプロジェクト

2019

 

お花畑プロジェクト2のご報告

県内・県外から例年よりたくさんの方がご参加でした。

まずはご挨拶とスケジュールの説明。

2019年10月5日(土)9:00~12:00 晴れ

スタッフを含め23名が参加

草刈り跡地までの数百メートルは、秋の花を中心にいろいろなものを見ながら歩きました。虫に詳しい人も多かったので、いろいろ説明をしていただきました。

適当なグループに分かれて、1m四方の枠の中にあるつぼみや花をつけた茎の数を数えてもらいました。これも花に詳しい方が自然と音頭をとり、スムーズに進んだようでした。

つぼみや花をつけた茎の合計の数をグループごとに発表してもらいました。草刈り跡では最大41、最小でも11本の花茎があることがわかりました。

草を刈っていない場所に移動して、同じように花を数えたり、丈の高い草の下がどのくらいの明るさなのかを確かめました。

花の数の違いがなぜ生まれたのか、生きものの豊かな草原を守っていくにはどうしたらいいか、調査結果を交えながらお話ししました。

頭を使った後は、ほっこりタイム。

3種類のオカリナを使って演奏されるさまざまな曲に聴き入りました。オカリナの音色は草原に似合います。

秋のお花畑を作るために刈った草は、地元の農家の畑でサトイモの根元に敷いて使われました。草を敷いたサトイモは大きくなります。今回、そのサトイモを自分たちで掘りました。


草原の草が資源として使われ、おいしい農作物になるという循環を感じてもらえる企画になったかと思います。

サトイモは、草刈りに参加したけれども今回参加していない方にもお届けできました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。