秋吉台草原ふれあいプロジェクト

2019

 

草を刈って集めずに放置する区域は、とにかくセイタカアワダチソウを刈り倒します。休憩のタイミングを計っていましたが、作業がとてもスムーズに進んでいたので一気に最後まで刈っていただきました。

草原の復元作業2のご報告

朝は雨で開催が危ぶまれましたが、開会の頃には雨は上がりました。

2019年9月28日(土)9:00~10:50 くもり時々晴れ

スタッフを含め22名が参加

刈ってない区域のセイタカアワダチソウは高さ2m弱でしたが、

草を刈る区域では最大で1m程度の草丈でした。

実際に比べてみました。

刈った草を持ち出す区域はススキが優勢でした。

草丈も50cm程度だったので作業は早く進みました。

地面近くを這っているクズがからまるので、草を集める際には少し苦労しました。

ある程度草の山ができてきたら、軽トラを乗り入れて、草をどんどん積み込んでいきました。

作業開始から45分で刈り払い機での作業は終了しました。早い!

作業の成果は休憩中にお話しし、休憩の後には残りの草を積み込みました。

余力のある方も多かったようで、長者ヶ森のロータリーやテーブル・ベンチのある周囲など、一般のお客様がよく訪れる場所も整備されていました。



ご参加の皆様、ありがとうございました。

次回のこの作業は9月28日(土)を予定しています。

刈った草は軽トラ3台分。ススキが優勢になった草だったので、畑に使えるそうです。草原の再生が進んだ証拠ですね。

草原ふれあいプロジェクトは今年度を持って解散しますので、草原の復元作業もこれで終わりです。ススキが優勢になった区域はそのままススキが繁茂する草原になるとうれしいです。


刈った草を置いている区域は、残念ながらなかなか再生が進みませんでしたが、一部ススキが入り込んでいる部分があります。

雨で土壌の栄養分の溶脱がすすみ、土壌環境が良くなれば草原の再生の可能性はあります。


今後の経過を見守っていただければと思います。

13年間、この場所の再生に関わってくださった方々、本当にお世話になりました。