秋吉台草原ふれあいプロジェクト

2019

 

秋吉小学校4年生の草原学習 のようす

第1回 自然観察
 6月11日(火)

今年度も秋吉小学校の4年生のみなさんの草原学習をお手伝いすることになりました。秋吉台の自然に親しむ会の会員さんにもご協力いただいています。


子どもたちは一年間の学習の中で、秋吉台の草原で生きものと触れ合ったり、この地域の人たちがどうやって草原を利用してきたかというのを実体験を交えながら学びます。その体験は秋に行われる「ふるさと子どもガイド」に活かされます。


1回目の学習では、カルスト展望台から若竹山、博物館を回るコースで2時間半、いろいろなモノとコトを観察・体験しました。

道端に咲いていたニガナが「苦い菜」であることを知り、味見をしてみる生徒さん。にがーい! でも山菜ですからね(笑)

質問板も利用しながら、カルスト台地をかたちづくる石灰岩についても学びました。

花が少なめの時期ですが、歩いていればいろいろなものが見つかります。絶滅が心配されているタカサゴソウやスズサイコも咲いており、オカトラノオも咲き始めでした。

毎年草刈りがされるところでは、カキランのつぼみがたくさん。今から咲くのが楽しみですね。

アナグマやイノシシの足跡、コウモリの糞なども見られました。


最後の振り返りでは、今日みたものを一人ずつ発表しました。みなさんしっかりメモを取ってくれていたので、全員一周してもまだ名前が出てきていました。


楽しかったという声もたくさん聞けて、スタッフにも楽しい学習でした。また7月に会いましょう!