秋吉小学校4年生の草原学習 のようす

第3回 草刈り跡とその周辺の自然観察
 10月22日(月)

猛暑のおかげで今年は草原の花が少なめですが、子どもたちの草刈り跡地には結構花が咲いていました。グループを作って、枠の中に咲いている花と、花は咲いていないけれど生育している植物を確認しました。

草刈り跡のとなりで、草を刈らない場合はどれくらいの花があるかをみてみました。多くても2種類の花しかありませんでした。

さらに草丈の高いススキの中に入ってみました。花はなくても楽しそう。

花の多い場所では咲いているリンドウを探したり、寝転んでみたり。思い思いに過ごして、ここでも楽しそう。

グループごとに確認した花や植物を発表してもらいました。アキノキリンソウやサイヨウシャジン、サワヒヨドリ、シラヤマギク、カワラケツメイなどの花がありました。

男の子たちが見つけた穴は旧陸軍の塹壕跡。その説明を聞きながらも、続々と穴に入っていく子どもたち。塹壕ならいいけど、カルスト台地特有の「ジバス」(陥没)だったら、危ないから入っちゃだめだよ〜。

ショウリョウバッタにナンバンギセル。見つけたものを次々に見せに来てくれました。生きものが多いって楽しいね!

広い草刈り跡は走り放題! 思いっきり遊ぶ姿に、こちらもうれしくなりました。

長者ヶ森の中は草原とまったく違います。早速木登りをしようと試みてますね〜。カゴノキのパズルをしたり、木の実を拾ったりしました。

いいお天気で草原も気持ちよかったです。身近にこんなにいい自然があることを体験できたかな? また草原に来てくれたらうれしいです。