秋吉台草原ふれあいプロジェクト
秋吉台お花畑プロジェクト2 のご報告
前日までの予報は雨。ところが、当日は曇り空で、時々日が射すお天気になりました。長者ヶ森駐車場を出発し、歩道沿いのいろいろな草刈り跡を観察しました。
歩道沿いは定期的に草が刈られます。草丈の低い環境では、明るい場所を好む植物が多く見られました。山口むしの会の方からは、それらを食草にするチョウやカメムシなどのお話をうかがいました。
7月の「お花畑プロジェクト1」で草を刈った場所です。
今年は残念ながら花が少なくなりました。しかし、生育する植物の種類は増えていました。
2016年10月8日(土)9:00~11:30 くもり
スタッフを含め11名が参加
この周辺の草刈り跡地の状況と比較しながら、なぜ今年は花が少ないかを考えました。
草刈りという人為的な圧力が蓄積すると少しずつ植生が変化し、チガヤが繁茂してきたため、花が少なくなったと思われました。今後この作業地で草刈りを続けるかどうかは、よく考えたいと思います。
参加者の方からも積極的に質問がありました。
この後、ドリーネ耕作地までの道中でさらに草刈り跡を訪れ、さまざまな花や虫を観察しました。
少人数ならではの活発なやりとりができ、楽しい観察会となりました。