草原の復元作業2 のご報告

今回も美祢市外と市内の方が半分ずつのご参加でした。

続々と集合する車。ここ最近では一番参加人数が多くなりました。

まずは刈った草を持ち出す区域の草刈り。草刈り部隊も例年にない数だったので、間隔をとりながら慎重に作業していただきました。

ある程度刈り進んだら、草集めを始めます。がんぜきとフォークで小さな山を作っていきました。

集めた草は、軽トラに積み込みます。

2016年9月25日(日)9:00~10:30 晴れ

スタッフを含め26名が参加

今回は草丈が低く、刈った草は軽トラ2台と半分。この草は秋芳町の畑へ運び、腐熟堆肥になります。

地元の方には、こんな大鎌使いも。さっくり刈る姿はとても

かっこよかったです。

休憩後は、刈った草を持ち出さずにそのまま置いておく区域の

草刈り。セイタカアワダチソウを刈り倒すだけですが、草丈が

高いところなので作業量は多かったです。

この区域は面積が広いので、ゆったり間隔をとって作業でき

ました。

こちらの草を集めて出さなくていいのはありがたいなあ、とは草集め部隊の人の言葉。たしかに、この面積とこの量は大変です。

やはり人の力だけでの作業には限界がありますね。

開会のあいさつ。作業の手順を説明しました。

草刈り機で刈る人と集める人、その後は刈った草を運ぶ人と草を刈る人に分かれます。

休憩時間に今年の調査結果の説明をしました。


この作業の成果は3つ。

・草丈が低くなった。→作業が楽になる、山焼きでも燃えやすい

・セイタカアワダチソウの量が減り、ネザサ・ススキ・チガヤ等

 の量が増えている。

・土壌が改善されつつある。→セイタカアワダチソウの生育には

 厳しい環境に。

作業終了。10時半には終わりました。今までで最短でした。

もっと刈らないのかという声もかけられましたが、その意欲は

また今度の草刈りに取っておいてくださいね。


本日もお世話になりました。おつかれさまでした!