秋吉台草原ふれあいプロジェクト
燃え残り整備(草刈り) のご報告
今回は火入れは取りやめ、燃え残った草を刈る整備を行いました。
最初に2ヶ所の整備場所と移動ルートを確認しました。
全国草原再生ネットワークが取りまとめた「草刈り、野焼き作業ヒヤリ・ハット事例集」には秋吉台から報告したものも載っています。その事例を解説しながら、お互いに目配りして安全に作業することをお願いしました。
最初の整備場所は、2010年に一度整備したクリ園跡です。北側の3分の1が燃え残っていました。
2017年3月12日(日)13:00~15:00 晴れ
スタッフを含め26名が参加
当時伐り倒したクリの幹や枝がまだ残っている上、ヌルデなどの低木が再生してきて、ヤブ刈りと低木伐採を並行して行いました。
刈った草は、以前の伐倒木の上に積み上げました。来年の山焼きで燃えてくれることを期待します。
2ヶ所目は、草原の復元作業地です。ここも北側が燃え残っていました。
こちらは余裕を持ったペースで作業できました。
刈った草は入り口付近に集めました。
怪我もなく無事に作業が終了しました。また来年度もご協力をお願いいたします。
行事終了後に、集めた草を運びました。長者ヶ森の前がとてもきれいになりました。
今回作業をしてみて、やはり整備には火入れをする方が効率がいいという声がたくさん聞かれました。来年度、また火入れで整備ができるようになるといいなというのが共通した意見でした。