2015
2015
秋吉小学校4年生の草原学習 のようす
梅雨明け前ですが、とてもいいお天気になりました。
今回、秋吉小学校の子どもたちは、草刈り体験に挑戦です。この時期に
草を刈ると、秋にもう一度茎を再生した花たちが数多く咲きます。
どんな花が咲くのか、葉っぱを観察して草の名前を学びました。
4年生15名のうち、家の手伝いなどでカマを使ったことがある人は9名。
みなさんしっかりお手伝いをしているんですね。すばらしい。
それでも今日は、子どもの頃から秋吉台の草を刈っていたという地元の方
が先生になって、カマの使い方を教えてもらいました。
いよいよ自分たちでも刈ってみます。カマを持つ手がぎこちない人も、
サクサク上手に刈る人もいます。自分のペースでがんばって。
だんだん調子が出てきました。刈った草が邪魔にならないように脇にどけ
ながら刈り進みます。
ようし、もうちょっと。ゴールが見えてくるとさらに気合いが入ります。
みんなで力を合わせて!
いったん休憩~! 日射しがキツイです。しっかり水分補給します。
この時期に刈った草は、地元の農家さんにとってはお宝。畑のサトイモの
根もとに敷いて、水分の蒸発やイモの日焼けを防ぎます。クズのつるで
草をしばる昔ながらの方法も教えてもらいました。
子どもたちは縄を使います。結び方を練習しているところ。
さあ、やるぞ!
おおきな束を作ってみたけど、刈ったばかりの青草は水分たっぷりで結構
重いんです。運べるかな???
しっかり結ばないと途中で草がパラパラ落ちますね。
これも練習、練習。みんなだんだん上手になっていきます。
運んだ草は軽トラックに乗せて畑まで。
顔を真っ赤にしながら運んでくれる生徒さん。この草をもらう農家さんは
きっととてもうれしいでしょうね。
やりきった笑顔がはじけます。暑い中、おつかれさまでした。
この体験をみなさんはお家でどんな風に話してくれるかな?
秋に咲いた花や花に来る虫を観察する第3回の学習が楽しみですね。