2009
2009
秋吉台草原ふれあいプロジェクト
昨日のシンポジウムの報告がありました。
それぞれの地域での取り組みを紹介され、問題点とその解決方法が話し合われました。
左から、北広島町、江府町(蒜山)、大田市(三瓶)、安芸太田町(深入山)、九重町(飯田高原・タデ原湿原)、阿蘇市町村会の首長さんがご出席でした。
第8回草原サミット・シンポジウム 参加報告
<草原サミット> 9/28
草原を守るため、力を合わせていく、
その象徴です。
これから取り組みたいことを順に発表され、サミットの宣言文が北広島宣言として採択されました。
草原を考えるキーワード
「地域固有性」・・・自然や歴史.
「資源としての可能性」
・・・動物園のエサ,茅葺き,畜産などへ.システム作りが重要.
「火入れの重要性・正当性」・・・条例との整合性.
「安全確保」・・・装備の充実など.
「連携・協調」・・・できることから始める.
江府町(蒜山地域)・・・「ビューポイント」の整備など観光に重点をおいている。ブナの森の
復活やノハナショウブ湿地の回復等に取り組みたい。
南小国町(阿蘇市町村会)・・・火口見物の観光から草原景観をみる観光に変わってきた。
世界文化遺産登録を目指す。
野焼きボランティアの安全確保などが課題。
大田市(三瓶地域)・・・官民一体で野焼きを復活、実施。野焼きツアーもできた。
牛が防火帯を作る。
安芸太田町(北広島地域・深入山)・・・あまりにも観光にウエイトを置きすぎていた。
歴史を掘り起こし、新しい切り口でボランティアの参加や交流にも
取り組みたい。
九重町(くじゅう地域)・・・町民と行政の協働。野焼きの実施を天候などを見ながら現場で
判断できるように条例改正を行っている。
観光客を含めた野焼き時の安全確保が必要。
北広島町(北広島地域)・・・町内での様々な活動を支援したい。
草原に関わる多様な問題に触れることができた。