2009

秋吉台草原ふれあいプロジェクト

 

平成21年7月11日(土)8:30〜12:00

スタッフも含め参加者25名

長者ヶ森前に直接集合のため、駐車場にはこんな看板を出しました。

去年のイバラのヤブは消えましたが、相変わらず草の勢いはすごそうです。

プロジェクト代表と文化財保護課長さんのあいさつにつづき、作業の説明がありました。

草刈り機を使う班と、手鎌の班に分かれて作業しました。

背丈の高いセイタカアワダチソウですが、ぐんぐん作業は進みます。

休憩の後は、草を集めました。

半分の面積は、

後日刈草を持ち出して捨てます。

残る半分は、昨年と同様その場に置いておき、山焼きの時の燃え具合を試します。

秋芳町のナシ農家にも草を使っていただきました。

閉会のあいさつ。

ケガもなく無事に、短時間で終わりました。お疲れ様でした。

この場所はもと「クリ園」でした。大きな切り株がまだ残っています。

クリ園にはたくさんの肥料を投入していたため、ここの土はまるで畑の土壌のように栄養があります。これは、草原が好きな植物にとってはありがたくない環境です。


生えてきた植物を刈り取って捨てることで、今まで土に蓄積された栄養分を取り除き、さらに山焼きの火がしっかり入るようにという狙いもあります。夏の草刈りには重要な役目があるのです。


今回は予定の範囲を終えてからの動きについて、打ち合わせが不十分でした。

若い人がもっといるといいね、という声もあります。


いろいろ課題はありますが、作業はすすんでいます。

参加者のみなさま、スタッフのみなさま、暑い中お疲れさまでした。

機械班はノイバラなどの低木に苦戦。

秋吉台草原の復元 −草刈ボランティア作業

予定の範囲はあっという間に終わり、

休憩中。

この時間に、今の草原の状況と今後の計画などをお話ししました。

歩道の整備もしてくださいました。

刈り取った直後の様子。